いまどきのおひとりさま徒然日記

おひとりさまの戯言日記です。

すばらしいマネジメント力と何を残せたか?

おはようございますでは、なくこんにちはの時間ですね。
この土日は連休です。
お休みの朝は少し、ゆっくり起きて、
朝食もゆるゆると支度して、食べます。
集中力がないので、テキパキとは動けません。
ひたすらぼ~としています。
ふだん、仕事のときは段取りを考えてテキパキ動く方なのですが、
プライベートは真逆ですね。
ただのボケボケおばさんだなと自分でも思います。
誰にも迷惑はかけませんので、いいかなと思います。
仕事のときは、やはり自分の動き方ひとつで、
成果も、まわりの人にも与える影響は大きいので、
テキパキ動けるのだと思います。
「他人様には迷惑をかけるな」という思考が根底にあるので
そうなるのだと思います。
ただ、人に甘えるのは下手かもしれません。


昨日は、仕事できない君と初めて同行してみることにしました。
私も午前中に納品と集金業務があり、午後から同行ということになりました。
「一時に集合でいいですか?」と
仕事できない君、面倒くさいので以下Y君といたしましょう。
が、言うので
「最初で最後だからご飯は一緒に食べましょう。」
と私は言いました。
一瞬、Y君はさ~と血の気が引いた顔になりました。
Y君は、みんなが一同に一か所で行うイベント会などでも
仲間で集って、ご飯を食べに行くのを見たことがありません。
社食でも見ないし、とにかく食事をしているのを見たことがありません。
私は思いました。
たぶん、お金がないのだな?と。
恐らく、奥さんが財布でも握っていて、一日1000円とか、その程度。
コンビニでおむすびを一つ買ってかじっているか?
44歳で、役職にもなっていない。
うちの会社ではその年齢ならほぼ課長、出世が早ければ部長職に
男性はついています。
正直、社内では万年平社員で、残業は着くけれど
収入はそうよくはないし、それなのに子供は3人います。
奥さんが財布のひもを締めるのも仕方ないとは思います。
お小遣いはおそらく、タバコを吸っているので、タバコ代とお茶買えば
消えるのでしょうね。
「大丈夫、今日は私がお願いして、時間をとってもらうのだから、
 私が奢ってあげます。」
「では、12時でいいですか?」
「いいわよ。」
ということになりました。


お昼はママの店で食べることにしました。
ママには事前にY君のことは、時々愚痴ではないけれど
話していたので、ママは会ったことはないけれど
どういう人物像かというのは知っています。
LINEでY君を連れて、ランチに行くので、二人分予約をお願いしておきました。


昼食、ママのお店っでチキンソテーランチ。
あとにコーヒーも飲んで、617カロリー。


私はカウンターでY君と並んで座り、
「ところで、Y君、就職はどうなの?」と聞いてみました。
話を聞くと、マンション管理を専門でしている地元の企業に面接に行っていて
そこは内定まではいっている様子でした。
私の住んでいるマンション管理も、たまたまそこの管理会社にお願いしていて、
担当の社員の人、みんなとても若い、20代くらいの男性や女性が1年くらいで
いつも担当が変わります。
私も転職先で、いいかな~と思ったときもありましたが、
担当社員でおじさん、おばさんは来た事がないので
たぶん、年齢できびしいかなと思い、エントリーはしなかったかな?
まあ、そのH商会さんの話が出てきたのもあったのですが・・・。
「いいんじゃないの?正社員で採用になるのだったら、決めればいいじゃない?」
「ただ、そこ給料が安いんですよね?年収で320万くらいなんです。」
ざっと、給料が23万位で、ボーナスが二か月くらいといった感じでしょうか?
実際はここから、税金社会保険が引かれるので、
実質手取りはもっと減ります。
「そうねえ、転職してキャリアアップできるのは、35歳くらいまでかもね。
 一からスタートになるからね。そこから自分の力で給料アップすればいいのよ。
 もう40歳すぎてからの転職はみんな、今よりたくさん貰える人なんか
 一人もいないわよ。K君もあなたと同じ、主任級だけど
 H商会さんに採用になったけど、そんな感じの給料みたいよ。
 最初の一年は契約社員だから、ボーナスもないしね。
 それを思えばましじゃないのかしら?」
「うちは子供が3人いますからね、最低の給与水準のラインがあって、
 それに満たないので迷っています。」
とY君は言った。


う~ん、私は心の中で、
「今の給料分も働いてないのに、自己評価がとても高すぎるわ。」
と思いましたが、まあ、言っても仕方ないしと思い、黙っていました。


Y君はコミュニケーション力がないので
私とは話しますが、目の前のカウンターの中で食事を作っている
ママには自分からは話しかけず、もくもくと食事していました。
同行していてできる人は、自分からママに話しかけて無意識にでも
コミュニケーションを図ります。
「これ、美味しい!どうやって作ったの?」
「手際がいいですね。」
「コーヒー、美味しいですね。」
などなど。
そもそも、こんなカフェで対面カウンターに座って
話しながら食事するということがないし、
選ばないのだと思う。
テーブルに座って、スマホをいじってご飯を食べるような
お店にしかいかないのだろう。
営業の仕事は無理だろうなあと見ていて思う。
マンション管理の仕事も、住人とのコミュニケーションが必要だし、
管理組合の役員もいろいろな人が回ってくる。
人のいい人もいれば、気難しい人もいるだろうしね。
今の物売りのお客様商売は、ある意味、売り手側からも
お客様を選ぶことができるけれど
管理組合の住人は選ぶことができないから、
私はY君には難しい気がしている。
たぶん、お客様からちょっときつく言われたりしたら
ビビッて行かなくなるのだから。


私は敢えてY君にママと話すきっかけを振ってみた。
「ママは、確かY君と同じ年でなかったかしら?」
ママはそこで
「私、今45歳で今年で46歳なんだけど。」
「僕よりひとつだけ上ですね。」
とY君。
ようやく初めてママと話した。
ママは話し始めました。
「もう44歳になったら、先が見えてきて、
 あ~、もうこれから私、何をするのかしら?
 何ができるのかしら?と思うのよね。
 そして、今まで、自分は何を作って、何を残してきたのかなって
 よく思うのよ。
 Yさんは何を残してきたって言えます?
 人によって価値観から思うことは違うと思うけど、
 男性だったらまずは仕事で何を残せたかだと思うのですけど・・・」
Y君はだまっていた。
そこで私は言った。
「私は、やはりこの営業の仕事の実績かな~?
 というか、営業の仕事になるまで、若い頃って
 会社の仕事をしていても、面白いなあって思ったこと
 一度もなかったわ。営業部に回されて初めて、
 わあ、仕事が面白いって思えるようになったわ。」
「ええ?そうなんですか?」
とY君はびっくりしたように言った。
「それまでの私は、会社に来てタイムカードを押して、帰るとき
 またタイムカードを押して、時間内拘束されてパート感覚の
 おばちゃんみたいな感覚で、だから給料もらえますみたいな感じ。
 仕事が面白いって思ったことなかったわ。
 でも30代前半に、今の仕事になってね、売上がそのまま評価に
 なるでしょ?営業って。
 女でも公平に男の人と同じように評価してもらえると思ったら
 すごく面白くて楽しくなってきたのよ。
 私はね、お客様が何年か経って、ああ、この商品は
 昔、杏花さんという女性の営業マンの人が担当だったとき、
 勧められて買ったんだったわ、買ってよかったわと思ってもらえたらそれが
 私の喜びなのよ。お客様の持ち物の中に、私から買って頂いたものが
 残って行き、それが次の世代の息子さんや娘さんにも引き継がれていけば
 とてもいい仕事をしたんだわと思う。
 そういうお客様の想い出に残る仕事をしてきたつもりだし、
 それが残してきたものかな?」


Y君がどう思って感じたかはわからないけど、
おそらく仕事であなたが残してきたものは何?と聞かれたら
何も出てこないであろう。
44歳になった今でも、Y君にとっての仕事は、
私が20代の頃に思っていた、パート感覚の、会社に拘束されている
代償が給料なのだという、幼稚な考え方のままなのだから。


ママは続けて言った。
「私もね、気がついたのよ。
 私は百貨店のコーヒーショップで勉強がてら
 そこでコーヒーを入れて、コーヒーを美味しくいれるテクニックを
 勉強していたし、お客様にリピーターになって頂くために
 会話もして、売上を160%も伸ばした実績もあるのよ。
 でもね、30歳を過ぎた頃に、仕事ができる30過ぎの女より、
 会社は仕事ができなくても、若くて可愛い女の子のほうが  
 需要があるとわかってきたのよ。
 いくらYさんが仕事ができたとしても、
 世の中は、少々仕事ができないとしても
 同じ給料を出すのなら、若い子のほうをとる。
 若さって何よりもの武器だし、仕事ができても
 年齢って壁はね、自分が思っている以上に、とても高いのよ。
 私は30歳で、そのことに気がついたから、このまま会社にいても
 たぶん現場から外されて、教育担当など奥に配置されていくなと
 いう気配を感じた。
 私はお客様と話ができる現場の仕事が好きだったから、
 このまま会社にいるよりも、自分で独立して喫茶店をしようと思った。
 だから、そこからアルバイトを掛け持ちしてお金を貯めて
 この店を始めたのよ。
 私が残してきたのは、今のところ、このちっぽけなお店だけだけどね。
 でも、コンビニで安いコーヒーでも飲めるのに
 高いお金を出してでも、私の店にコーヒーを飲みに来て下さる。
 やはり最後は人なのよね。
 誰から買いたいか?もそうだし、
 私の場合は、私の淹れるコーヒーを飲みたいと思って下さる
 お客様を作って残してきた。
 44歳になっても、何も残していないということは
 それだけの市場価値なのよ。
 それを意識するかしないかで、今後の人生は変わってくると思いますよ。」


Y君は黙って聞いていた。
心の中で響いているのか?それはわからないけどね。


う~ん、さすがママ。
Y君を傷つけないように、でも、今のままでいいのですか?と
ちゃんと言いたいことは言っていると思った。
私には言えない言葉だったな。
小さくても一国主の道を選ぶ人は、やはり考え方が大人だと思う。


すごい部下のマネージメント、ママみたいな上司にならないとなと
自分のキャパの狭さも感じました。


そのあと、Y君とお客様を回った。
回ってくれたところは、とてもみなさんいいお客ばかりだったし、
「Yさんにはお世話になりました。」
と言って下さった。
受け入れてもらえたお客様にはそれなりに仕事はしていたんだなと思った。


しかし、とある団地は、昔、私がお世話になっていたお客様は
十数人いたはずなのに、Y君が連れて行ってくれたのは
わずか2件しかなかった。
この減少は一体、なんなのだ?と思った。
嫌われたお客様も多々いることは否めない。


しかし、私はもうあまりぎゃんぎゃん言うのはやめた。
最後にY君が言った。
「いや~、さすが杏花マネージャーのパワーの凄さを感じました。
 運が強いというか、引きつける力が強いですね。
 普段、行っても会えないお客様がなぜか今日はほとんどいらっしゃいましたし、
 初対面の人にも、前から知っている人みたいに話されますし・・・」


おいおい、お前、最初からどーせこの時間行ってもいないだろうと思って
連れて行ったのか???


あと、少しのお付き合いだし、
ママの言ったことを理解していれば、
今後の進路のことも、自分が思っている市場価値と
世の中の市場価値はずれていることをわかったであろうし、
まあ、うまく渡って行って下さい。
そんな心境です。


残りの食事記録。

朝食389カロリー
パンもたくさんまだあるので食べなくては・・・。


夕食、半額で買ったデパ地下の握り寿司とポトフ味噌汁仕立て。
味噌は発酵食品なので、これはいいかもです。
742カロリー


間食は、お客様のところで、
フィナンシェやおかきなどが出たのと、
家で乳酸菌ショコラを二つ頂きました。
341カロリー、やはり間食が命取り。


総計2089カロリー、+442カロリー超過。
体重67.3キロ、体脂肪46%
あすけん健康度は51点。


はい、今日も食べすぎました。
最近、いい調子だったのですが・・・。



星便り幻想曲(ファンタジア)   by 杏花



Good-bye the school days by 杏花


あ~、お昼ごはんを途中で食べに行って
ちんたらしていたらこんな時間に。
今から、仕事の資料作成をします。
明日、H商会さんに行って、今後のことを話し合いします。


眠気との戦いです。


じゃ、またね❣️


◇アメーバでも書いています、宜しければ遊びにお越しください◇
フィフティシングル今を生きる 


*なんかね、ムラゴン、調子悪くてね。
 途中で入れなくなりました・・・。
 それでこの時間です・・・。



にほんブログ村 音楽ブログ シンガーソングライターへ

にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記へ

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代一人暮らしへ