何も変わらない朝がそれでもやってくる

2020/02/01 12:14

こんにちは。
今日、明日はお休みです。
昨日で支店は閉鎖しました。

もう、最終日となるとそんなに仕事はなく、
応援に行くほどのこともなかったみたいで・・・。

デスクまわりなどをたんたんと片付けていました。
時折、お客様から電話、あるいは店舗まで来られて、
餞別を渡したいと言われて、店舗内まで出向くこともありました。

朝夕には、お客様からメールやLINEも届き、
御礼のお言葉や励ましのお言葉を頂き、
そのメッセージを読んだり、返信をしていたら
ついつい目頭が熱くなり、涙がこぼれることはありましたので
デスクのティッシュはしばらく置いておくことにしました。

晩礼で、次の就職先が決まり、
一月いっぱいをもって離職されるメンバーの挨拶がありました。
気が弱いY課長はまだ就職先は決まってないけれど
家が遠方なので、もう会うことはないということで
晩礼で挨拶されました。
「杏花ちゃん、LINE交換してもいいかね？」と頼まれました。
涙がこぼれました。

その時の様子、涙しながらも写メした私もたいしたもんだ。

肝心のご本人は切れて写ってなかった（汗）
晩礼が終わり、なんとなく事務所の風景を写真に撮って、
元上司だった再雇用のおじさんも
「ワシも一緒に撮ってくれ！」と割り込んできて

こんな感じで記念撮影をしました。

いつも見ていたなんのへんてつもない職場の風景でさえ
愛おしくて、いつでもあると思っていたから
なんとも普段思わなかった。
でも、やはり永遠に続くものなんてないのだ。
無くなってしまうと思うと、あるいは無くしたとき
その価値とか、ありがたみに人は気づき、
愛おしさが増したり、無くなると思うと
悲しみが湧いてくるものだ。

社員食堂も最後の営業日ということで、
550円で食べ放題バイキングでした。
けっしてホテルのような豪華ではなくゆでたまごとか
野菜サラダバイキング、おでんといったものでしたけど
美味しかったです。

夜には支店閉鎖の社内のセレモニーもあり
支店長が挨拶されました。
地方の小さな会社の支店がひとつ無くなったことなど
今の世の中の起こっているニュースと比べたら
大したことでもなく、ニュースになることでもない。

私の人生にとっては大きな曲がり角であったけれども、
家につき、食事をし、おふろに入って疲れて眠る。

そして、起きるといいお天気で、
私はいつものようにのんびりと朝食を作って食べます。
何も変わらない日常、朝はやってくる。
どんなにつらいことがあっても、楽しいことがあっても
同じように朝はやってくる。
こうやって、元気に朝を迎えられ、ごはんが食べられる幸せ。
体重はどうなのかなと思いながら、でも食べれる幸せ。
ごはんが食べられれば大丈夫、私は頑張って生きていけます。
そう、思いました。

2日分の食事記録です。

1月30日（木）