退職することを考える・・・

2019/08/26 07:30

おはようございます。
今日も朝から晴れています。
朝晩、だいぶん涼しくなってきました。
油断するとすぐ風邪を引きそうです。
喉が少しおかしいです。

昨日もミニイベントをしていました。
2日やると大体二日目は超暇でした。
相変わらず、みんな今後についての
情報交換です。

やはりポイントは退職金だなと感じてきました。
若い人、まだ40代前半なら、退職金割り増し率がよくても
まだ、無理をしても会社にぶらさがって行った方が生涯賃金は
稼ぐことができます。
定年の60歳まで稼ぐとしたら、一時的にお金を貰うよりも
稼げるからです。
私は退職の時点で55歳、残り5年です。
役職定年で、給料は今より下がります。
昨日のボイスレコーダーを持ち込んだ女性の話だと
彼女はおそらく50歳くらいで、退職金の比率が1.7倍と言われたらしい。
同じマンションの43歳の同僚は1.9倍。
思ったより退職金の比率が高い。
私は1.5～1.3倍くらいかなと想定してみました。
退職金の手取りが1100万円くらいあれば、今後、収入が手取りで20万くらいに
落ちても5年で稼げる金額は、
今の会社の残って、稼いで最終的に退職金を普通に満額もらっても
変わらない。
思ったより退職金があればかえって辞めた方が得なのだとわかってきました。
今のマンションを賃貸に回すことも考えていましたが、
貸すための内装のやり替え費用と
借り手がすぐつくかというリスク、
あと帰って来たときにすぐ住めるかどうかのリスクを考えたとき、
そういう答えが出てきました。

今の会社は短大を卒業してきて、一筋でした。
部署を変わることはありました。
受付嬢→内勤接客→販促→外回り営業と
女性にしては、変化の多い職務経験をしてきました。
入社時は、女性は腰かけ的な就職で、一般職で入社が当たり前、
結婚したり、出産したら寿退社が当たり前の時代に入りました。
こんなに長く働くとは思ってなかったし、
外回り営業が実は一番、自分に合っていて営業がこんなに楽しくなるとは
思ってもいませんでした。
男女雇用機会均等法という法律が施行された時に、
女性も営業職へというプロジェクトが会社でできて、
希望もしていないのに、有無も言わされずの異動でした。
そこから一般職と総合職の壁はなくなり、給料は男性と同じになりました。
営業職になったので、成果が目にわかる形で評価され、
私は一緒に入った女性たちの中で初めての昇進試験も一度で受かり、
役職に就くことができて、給料も大幅に上げることができました。
ボーナスは成果主義で、多いときは年間で
200万頂くこともありました。
いい時代でした。おかげで住宅ローン審査もすぐ通り、
女性一人でもマンションを買うことができました。
リーマンショック後、業界全体が低迷し、給料もボーナスも下がりはじめ、
過去2回のリストラもありましたが、
なんとかくぐり抜けてきました。
決して給料が高い年収ではなくなりましたが、
この仕事が好きでした。
特にこの5年は、仕事でいろいろなお客様を連れて、日本各地を訪問できて
美味しいものを食べさせて頂き、見聞を広げることができました。
カレとの絡みもあり、毎日が楽しく、充実した中年期を過ごせてきました。

そういった意味では、今の会社にはとてもお世話になったし
できれば最後まで務めあげて終わりたかったのです。
今は転職が当たり前で、同じところで最後までという人の方が少ない時代に
なってきたのだと思います。
過去は過去であり、今からのことを考えて生きていくために、
今からはサバイバルになっていくであろう老後を楽しく生きていけれるように。
長年勤めてきた会社を、自ら手放すことは
ものすごい覚悟が要ります。
しかし、そうすることで新しい何かが見えてくるかもしれません。
仕事漬けだった生活から、少しシフトして、
もっと自分のしたいことをしてみる、時間に余裕を持つなど
違った生き方が見えてくるかもしれない。
まとまったお金もあれば、何かできるかもしれないし、
そう思えるようになってきました。

でも、また明日は考えが変わるかもしれません。
今はそう思っています。

昨日の食事を振り返ります。
冒頭は昼食、社食で食べた麻婆ラーメン。
意外に美味しかったわ。
794カロリー。