早春の日のある一日、楽しさも寂しさも味わう

2020/02/16 13:54

こんにちは。
昨日は充実した一日でした。
そのぶん、疲れて今朝は8時起きです。

冒頭画像はご近所の庭先に咲いていた梅の花。
春はもうすぐです。

昨日はブログを書いたあと、朝食を準備、着替え、化粧をしました。
売れたメルカリの商品は今回、小さいものでしたので
郵便局からゆうゆうメルカリ便で送ることにしました。
だいぶん、メルカリの配送のことがわかってきました。
実は私のマンションから150メートルに大きな郵便局があり、
土日でも送ることができました。
それで、まずは郵便局に行ってメルカリを配送出ししてきました。

その150メートルの遊歩道のわきに、公共のベンチがあるところで
田舎のおばちゃんぽい女性が一人座っていて
野菜と花を売りに来ていました。
話をしたら、山ひとつ超えた隣町の人で
自家菜園からの採れ立てをもってきたと言われていました。
量はそんなにないのですが、大根1本葉つきで60円。
ブロッコリーはバラして袋につめてありましたが120円。
あと、名前はわからないけどよく見るお花が200円。
ブロッコリーはほんとうに美味しそうで、
私は食べると調子がよくなるので、よく買うのですが、
二つ買って、ひとつは妹宅にもっていくことにしました。

お花は、香りがすごくしました。
花屋さんで買うよりも、刈り取られてすぐなのでしょう。
はちみつのような甘い香りです。
ただ、花粉症ぎみの私には強すぎてくしゃみが出ました。
大根もきれいに洗ってあるし、ブロッコリーも切らなくてすみそう。
おばちゃん、いい副業して儲かるなあ！

調べていた電車の時間があるので早々にいったん家に帰りました。
本当は郵便局からすぐ駅に直行するつもりでしたのに、
出張八百屋のおばちゃんに遭遇してしまったので。
もしかしたら、毎週土曜日の午前中に来られるのかもしれませんね。
メルカリが売れてなければ郵便局に行かず、
遭遇しなかった。
これもご縁だなと思い、忙しいときにメルカリが売れてと
思っていましたけど、昨日買って下さってよかったのだと
思いました。

私は時間に限りがないとぼけーっとしてしまい、時間を無駄に
過ごしてしまいます。
予定が細かく入ってくると、頭の中で時間割ができ、
それに沿って行動できる。
メルカリのことも、たまたまそこで見つけた野菜や花との出会いも
予定外のこともはいってくるけれども、
そこで、また調整して動く。
でも、予定外のことのほうが実は面白いことがあったり、
楽しいときもある。
時にはそれが面倒なこともあったりするわけだけど
限られた時間の中で、いかに凝縮した充実感を得られるか？
時間と行動の調整学みたいな、
大げさだけどそんな感じかな？

いつも家でボケーと過ごしていると
たとえば、今日の今こそそう。
まあ、ブログを書いているわけですが、
もうお昼前だけど、したことは、
取り敢えず服を来て、朝食を作って食べて、茶碗を洗って
今、ブログを書いているだけ。

昨日はどう？
朝、起きて昨晩作ったきんかんを容器に移し替える。
母用にビニールで包んで紙袋に入れた。
そのあと、ブログを書きあげ、朝食の準備、食べて、片付け。

朝食、551カロリー。パンにチーズと海苔をのせました。

化粧をして、身支度を整える。
荷物をまとめる。
メルカリを買って下さった方に御礼のコメントを入れ、
封筒に売れた品物を、一回梱包材で巻いて封筒にいれる。
一筆箋で簡単なお礼状を書いて、封入。
郵便局でメルカリ便で発送。
途中で野菜と花を買い、一回帰宅してそれらを置いておき
自転車に乗って、出発。
近所にある洋菓子屋さんに寄り、妹と義弟のお兄さんとに
お菓子を買う。
11時半には駅につき、余裕で電車を待っていた。

やはり、忙しいくらいの方が好きだな。
イライラっとするときもあるけれど、シャンシャン動ける。

電車に当分乗ることはないと思っていたけど、
会社に行く方向とは逆方向で、見慣れない車窓を楽しみながら
電車に揺られていきました。

12時には妹の家の最寄り駅につきました。
私の住んでいる町よりもさらに田舎の住宅街で、
調べても妹の住んでいる団地に行くバスは1時間に一本しかありません。
30分まちでした。
駅前だから何かあるでしょうと思っていたけれど、
うどん屋さんとスーパーしかなく、駅内もコンビニが一軒あるだけで、
何もないわ～。

しばらく駅の中をうろうろしていました。

駅の窓から撮りました。
これも国道です。
これをずっと走ればカレの住む遠くの街まで続いているのですが・・・。
昨夜、カレからおまんじゅうが届きました、ありがとうとLINEが来ました。
チョコよりはよかったみたいです。

バス停のベンチに座ってバスを待つことに。
このとき、皆さんのブログを読む。
時間はあっと言う間に立ちました。

バスはいろいろな住宅街の中を回りながら走ります。
時々、仕事で回ったこともある道がありました。
でも、ほとんど見たこともない道で、
一体ここはどこね？みたいな感覚になります。
一部有料道路も走ったりして面白かったわ。

でも、車で行ったほうが
圧倒的に早いです。
あと、バス代が私の住んでいる町より
圧倒的に高いなと思いました。
妹いわく、バス代が高いので
家族が多いと、車を所有したほうが安くつくと言っていました。
ほんと、スーパーに行くのにバスに乗って行っていたら
高くつくわ。
地方の田舎に住むと、車がないと暮らせない。
車の維持費が高くつく。
便利な街中に住むと、固定資産税が高い、
マンションだと管理費もかかるなど、
どっちに転んでもお金がないと生きていけない社会に
なっています。今の日本、ほんとなんか変になってきましたね。

妹が降りてと言ったバス停の近くのコンビニで
妹と姪っ子が車で迎えにきてくれていました。
そして、妹宅に行き、
母と対面。
正月に会ったばかりだったから、そんなに変わってなかった気がします。
おみやげのキンカンの甘煮とお菓子を渡しました。
母はもう外出が億劫で出たがらないので、
妹と姪っ子と私の三人で、妹の家族が行きつけの洋食屋さんに
いってランチを食べました。
なんでも妹が結婚する前、今の旦那さんとよく
デートしていたお店で、30年以上もあるお店なんだそうです。
昭和の香りのするお店でした。
でも、そういうお店って好きだなあ。
70歳くらいのおじさんとママが2人でしていらっしゃいました。
妹は私を
「実の姉なんです。あまり似てないでしょ？」と
お店のママに紹介してくれました。
「まあ、美人姉妹ですね。」とお世辞を言って下さいました。

昨日の日替わりランチはハンバーグとビーフストロガノフでした。
カロリーめっちゃ高い。
フライドポテトとエビフライがついてあるあたり、
ほんと昭和の感じです。

昼食、1184カロリー。
ソースがかなり辛かったのが気になりましたが、まあまあ美味しかったです。
妹と姪っ子いわく、
「今日は時間が遅かったからソースが煮詰まっていて、いつもより辛い。」

アフターコーヒー、美味しかったです。

それから妹宅の近所にある旦那さんの実家に
今回、身元保証人になって下さるお兄さんも来ているということで
歩いてすぐの距離でした。
旦那さんとお兄さんが2人で日曜大工で、
実家の家の玄関の廊下の床材を張り替えていらっしゃいました。
なんて、親孝行な息子二人。

普通、結婚したら奥さんの実家の近くに住むことが多い昨今ですが、
私の妹は逆だった。
旦那さんが地元の団体職員だったため、
他の街に住むことが出来ず、旦那さんの実家のすぐ近くに
中古の一軒屋を買って住むことになった。
妹は今も、旦那さんのことが大好きで
けっこうのろけたりしています。
大好きみたいです。
妹はいい人と結婚してくれたなと思います。
父が亡くなったあと、私たちの母をひきとって同居してくれています。
近くには自分の実のお母さんもいて、
3年前にお父さんを亡くされました。
結果的には近くに、年老いた母と義母がいて、
妹も義母さんとはうまくやっています。

旦那さんの実家に上がらせて頂いて
旦那のお兄さん、妹にとってはお姑さんにあたるお義母さんと
私はお茶をすることになりましたが、
皆さん本当にいい人でした。
あかの他人とまではいかないけれど、
血のつながりのない私の身元保証人になって下さいました。
お義母さんは私の母とほぼ同じ年の方ですが、
お友達がたくさんいて、ボランティア活動をされたり、
いつもで歩いていらっしゃるので、足腰もしっかりされて
見た目も若々しく、とてもお元気です。
お話もよくされて、私も挨拶くらいしかしていないお付き合いでしたが、
楽しく話が弾みました。

私の母は、友達もいなくて、昔からあまり社交的ではなく
家にいる方が好きな人でした。
時間があると、いつも寝ている感じでした。
原爆で被爆しているので、体も弱いのだと思っていますが、
外に出る、出ないがこんなにも年を取ったときに、
体力や見た目に差が出るのだと思う、二人なのです。

妹いわく、母は言うことを全く聞かないし、
家の中を歩くのに、1メートル歩くのに数秒かかるし
このままだと1年後には歩けなくなって寝たきりになるのではないかと
思うと言っていました。
まだいちおう自分で歩いて、トイレやお風呂など入れますので
要介護には認定にはなりませんが、
要支援認定してもらって、自力で病院通いとかできないので、
せめて、デイサービスとかで迎えにきてもらって、
リハビリ施設とかで、運動リハビリとかすればいいのですが、
とにかく知らない人といっしょにそういう所に行くのが
いやだと言うので、しないのだそうです。
昔から健康おたくで、食べることにはうるさく、
知識はあるけれど、体を動かすのは苦手。
私もそういうところがあるので、自分の未来を見てるようで
悲しくなってきました。

妹は自分が言うと、いつも喧嘩になるので
おねえちゃんが言ってと頼まれました。

妹宅に帰ると
「長かったね、何を話していたの？」
と聞いてきました。
妹が
「お義母さんのところで長居してしまったから
　きっとお母さん、嫉妬していると思うわ。」
なんか近くに居すぎても、色々あるのだなと妹の苦労を思いました。
私は母方の祖父の昔話をして、
雑談をしながらですが、
「ねえ、お母さん、病院に行って電気を少々かけたからって
　痛いのは治らないと私も思うけどね。
　運動する機械があるのよ。
　こうやって足を載せて負荷をかけて押したりね、
　私も腰痛のとき、整形外科に通ったときしたけどね。
　筋肉が運動しないと落ちるし、理学療法士の先生が
　いろんな簡単にできて、筋力がつく体操を教えて下さるよ。
　最近は、女の先生もいるよ。
　今のままいると寝たきりになるよ。
　まだまだ、S君（甥っ子）も大学でお金がかかるから
　〇〇子ちゃん（妹）も働きにいかないといけないのよ。
　ここでお母さんに寝たきりになられたら、みんなが困るでしょ？
　私も新しい会社で頑張らないといけないのよ。
　嫌かもしれないけど要支援認定してもらって
　ちゃんとリハビリに行くところにバスでお迎えに来てもらって
　行ってほしいのよ。
　で、ないとお母さん、家にいれなくなるよ。
　施設に入ってもらうしかなくなるよ。
　おうちにいたいのでしょ？知らない赤の他人の人たちと
　ずっと毎日、施設にいるようになるよ。」
「今、まだ寒いから、暖かくなったら考えるよ。」
と母は言いました。
でも、目が泳いでいてドロンとしていました。
昔は目がぱっちりしていて、きれいな母でした。
今はその面影はなくなりました。
母がぽそっと言いました。
「もう、あの世に早く行ければいいのにと思う。」