いまどきのおひとりさま徒然日記

おひとりさまの戯言日記です。

暑かった墓参りと23年前の自分と出会う、光陰矢の如し


こんばんは!
今夜も遅いのですが、2回目の投稿です。


暑かった、暑かった。
妹と二人で、墓参りに行きました。
冒頭の写真は、母方のお墓があるお寺さんのお庭にある
大きなクスノキです。


妹は先についていたので、そこからまた公共交通機関で
母方の墓がありお寺さんへ向かいました。
妹と二人だけで行くのは初めてだったかもしれません。
妹は5歳年下です。
若い頃は痩せていましたが、50歳になって
更年期真っ只中で、かなりふっくらしてきました。
「お母さんが、お寺の奥様に聞いてくれって言ってたわ。
 お母さんが亡くなったら、遠いけど私のいる街まで
 お葬式のとき、住職が来てくれるだろうか?と。」


ああ、母も自分の先が見えてきたのかもしれません。
父方の墓に入るのはいやなそうで、
それは私も思います。
遠いし、誰も参りに来なくなるでしょうし、
父が亡くなったあと、父方の親戚とはうまくいかなくなりました。
よくある相続で、揉めたからです。
母は、自分の父親、母親がはいる墓に一緒に入りたいということみたいです。
お寺の奥様は、大丈夫ですよと言って下さいました。
母はついでに、墓にはいるにはいくらかかるのかと
聞いてほしかったみたいですが、妹は忘れて聞きそびれました。
お墓って大変だと思います。
私も独身なので、このままだったら無縁仏になりそう。
死んだ後のことなんてどうでもよいのですがね。
できれば、私もここに入れて頂きたいものですが・・・。
母方のうるさい親戚のおじさん、おばさんがいるのでどうなるのか
わかりませんね。

 

祖父や祖母に今後のことが、うまくいきますようにお守りくださいと
お祈りしました。
みなさん、高齢になられたのか、親戚の人は誰もまだきていなくて
私と妹が一番のりだったようです。
年を取ると墓参りと言っても、だんだん参るのだけでも大変になるのですね。


墓参りが終わると、妹と市内中心地に戻り、ランチすることにしました。
私がいつも行く中華屋さんに行きましたが、
お盆期間中はお得なランチはなく定価も単品しかなくて割高でした。
妹と半分ずつ取り分けていろいろ食べました。


しかし、妹の更年期のイライラは激しく
私にも墓参りの花のことで、途中妹が突然噛みついてきました。
「いちいち指図しないで!お姉ちゃんもお母さんと一緒だわ!」と
怒ってきたのにはびっくりしました。
「そんなに怒らなくてもいいんじゃない?
 というか、そこまで怒ることかね?」と私が言うと
「更年期なんよ、すぐイライラするんよ。」
「私だって更年期よ。」
「おねえちゃんはホルモン治療してるんでしょ?
 私はしていないから、ぜんぜん気分が違うのよ。」


やれやれ・・・。
姉妹でもこうだからなあ・・・。
他人様が、すぐ怒るのは無理もないだろうし、
女はコワいなあと思いました。
ただ、妹も私にそんなに怒ることかと言われて
おとなしくなりましたけどね。


一昨日だったかな?NHKに新海誠監督が出ていて、
トークの中でこのように言ってましたね。
「今の社会は、住みにくい、生きにくい世界になった。
 SNSで誰かが、ちょっと悪気なく間違えたことを発言したら、
 ここに攻撃すべき人間がいると、見つけたといわんがばかり
 一斉に攻撃をする。
 もっと寛容にするということがなくなってきたように思う。」
と言った内容のことを言われたけど、
今はいろいろ規制されて抑圧されているので、
そうすることで、自分の不満のはけ口をぶつけてしまうとか・・・。
妹を見ていてそう思った。
甥っ子がゲームばかりしてぜんぜん勉強しないとか、
旦那さんの兄嫁が感じが悪い女らしく、
いつも嫌味を言われるであるとか、
妹は妹でストレスがあり、イライラするみたいで・・・。
結婚しているとそれはそれでストレスがある。
私は、まったく悪気なく、指図する気もなく、
もっとこうしたら?と言っただけなのに気にいらず
噛みついてきたしね。


まあ、でもすぐ仲直りしてご飯を食べたあとは
妹は市内のデパートに行きたいと言って、
中に入りました。
そこで、高級マカロンがあったのですが、
妹は高くて買えないと言ったので、
私が買うことにしました。
妹は別の店でフルーツロールケーキを買いました。
そして、予約していたカーシェアリングのステーションから車に乗って
母の待つ妹宅に行きました。
母は確かに痩せていましたが、
思ったよりは元気そうでした。
私は母にぶどうと梨を買っていきました。
妹と母と、姪っ子と甥っ子でマカロンとケーキも食べました。

 

母は、私に車代(カーシェアリング代)と言って5000円くれました。
あと、ビタミン剤(けっこう高いやつ)と、お米も持って帰れと持たせてくれました。
親とは有り難いものですね。
会社のことは、収入が多少下がっても、転勤せずに
地元の他の会社に行ったほうがいいのではないかと言ってましたが・・・。
まだ、答えは出ません。


そうそう妹が
「お姉ちゃんが来たら渡そうと思っていたんだけどいつも忘れてね。
 アルバムを整理していたら、なぜかお姉ちゃんの若い頃の写真が出てきたのよ」
と、古い写真を数枚、奥から出してきました。
それらが次の写真です。

 

友人たちと、向かって右が私です。
此のころは「写ルンです」という、インスタントカメラが流行っていて
フィルムで撮った写真でした。
日付から1996年8月18日とわかりました。
23年前、32歳の頃の写真でした。
ここに写っている友達二人とも、みんな行かず後家の独身です。
もう一人、行かず後家の友達がいて、花の独身4人組は未だ健在です(汗)
みんなまあまあ美女だったと思いますし、性格もいいんですけどね、
ちょっと個性がそれぞれありまして、みんな独身のままです。


むかって右のブルーの水着を来た浮き輪をもっている彼女は
こないだ、一緒に西村由紀江さんのコンサートに行った友達です。
30代の初め頃、たぶん一番迷いがあった頃で、
若くて、肌とかは綺麗だし、スタイルもまあまあで、
腕なんかもまだ細いし、それなりにいいのだけど、
顔はなんとなく、イマイチな表情かな?
20代のピチピチの若さは通り過ぎて行って、
結婚したかった20代の彼氏とは結婚できなくなり、
30歳過ぎて、独身のままで、まだ今の営業の仕事にもついてなく
なんとなくただ時間が過ぎていくだけの
中途半端なOLでした。
自信もなく、実年齢よりも老けて見えて、何もなかったあの頃・・・。
今の方がおばさんになったけれども、
顔つきだけは、今の方が好きだなと思っていたけれども、
今、写真を撮ったら、きっと私はこの頃の私みたいな
中途半端な先の見えない、顔になっているのかもしれませんね。
偶然、この写真が今頃、出てきて23年前の私が、
今の私に何か言いたいのかな?
と思ったりしました。
逆に今の私なら、23年前の私に、50歳になっても
きっと楽しいことはあるはずだから、
もっと前向きになりなさいと言ってあげたいなあと思ってみたり・・・。


時間はあっという間に過ぎる。
「光陰矢の如し」

みんなに見送られながら、私は妹宅を後にした・・・。
晩夏の陽射しの中、帰りは一人で車を走らせた。
この季節になると聞きたくなる曲です。

荒井由美さんの曲ですが、平原綾香さんのカバーが好きです。


人生って何年経っても、何歳になっても
日々が経験の積み重ね、色々な試練が来るものなのですね。
でもきっとなんとかなる、してみせる。
じゃ、またね❣️


◇アメーバでも書いています、宜しければ遊びにお越し下さい◇
フィフティシングル今を生きる


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