　晩夏に思う、高齢者雇用継続給付金と自分の働いてきたキャリアを振り返るワタクシ。

杏花 2025/08/21 14:05

こんにちは。

昼食を食べて来ました、

今日はバンド練習の追い込み日ですが

わがままボーカルおじさんの都合で、

何と午後15時30分からスタートで一番暑い時間に家を出ないといけません。

ほんと迷惑なジジイですが、

ブログを書いてからキーボードで練習してから出かけます。

# 晩夏の日記｜高齢者雇用継続給付金とこれからの働き方について

📸 カメラ、今日の記録。

8月20日、水曜日。

昨日は一日、会社の研修でした。東京からコンサルティング会社の方を招き、営業についてのレクチャーを受ける2回目の講習。午前中は復習で少し眠気もありましたが（笑）、午後は「第一印象が人を左右する」というメラビアンの法則の話など、とても興味深いものでした。人生そのものに通じる大切なポイントを学べた気がします。

### ◆ 高齢者雇用継続給付金が振り込まれました

そして昨日はもうひとつ。高齢者雇用継続給付金の支給日でもありました。今回で4回目、金額はおよそ39,000円。最初の支給額は7万円近くあったので、半分ほどになってしまいました。理由はシンプルで、給与が上がった分、給付金が調整されて減ってしまうからです。

正直なところ「結局、給与が上がっても、下がっても手取りはほとんど変わらないのね」と思いました。そう考えると、「お気楽パートで安月給でもいいのかな」とも一瞬思ったのですが、やはり健康のため、ボケ防止のために働いていると考え直しました。実際、働いているからこそ生活に張りが出るし、毎日のルーティンに意味が生まれるのだと思います。

### ◆ 責任の軽さと気持ちの余裕

今の仕事は、以前に比べて責任が軽くなりました。

「毎月必ず目標達成！」というプレッシャーが少なくなり、多少売り上げが足りなくても大きな問題にならない環境です。これは大きな変化です。働くこと自体にはストレスも伴いますが、責任が軽い分だけ気持ちの余裕ができ、楽しみながら働けるようになってきました。やっぱり仕事は「ただお金を稼ぐため」だけでは続きません。小さくてもいいから、達成感ややりがいが必要なのです。

世の中には100％自分の理想の環境を求めて転職を繰り返す人もいます。それも一つの選択肢だと思います。ただ、私自身は「安定してコツコツと働く」ことを重視してきました。結果的にそれが自分の性格に合っていたのだと思います。

### ◆ 生涯賃金という考え方

私は仕事を振り返るときに「生涯賃金」という視点をよく考えます。

アメリカのように転職によって給与を上げていくキャリアもあれば、日本のように一つの会社で長く勤めて安定を得るキャリアもあります。フリーランスや国家資格を持った専門職など、働き方は本当に多様です。

でも最終的に「その人が一生でいくら稼げたか」という生涯賃金の総額は、その人のキャリアを評価する一つの物差しになると思うのです。もちろん、投資や副業で資産を築いた人もいますし、それはそれで素晴らしい。でも本業でどれだけ稼げたか、そこで自分がどう努力できたかというのはやはり大切だと思います。

私自身は正社員でコツコツと続けてきました。転職して収入アップを狙う勇気はありませんでしたし、どちらかといえば小心者で、安定を選んだ結果です。でもそれが悪かったとは思っていません。60歳になった今、一人で生活できるだけの基盤を築け、マンションも購入できました。これは自分の努力の証であり、自分を誇ってもいいことだと思っています。

### ◆ 失業保険を一度も受けなかった理由

ここで一つ、自分のキャリアで特徴的なことがあります。

それは「失業保険を一度も受けたことがない」ということです。

多くの人は転職や失業の際に失業給付を受け取っています。私も他の人のブログを見て、「なるほど、そういう制度もあったのか」と思うことがありました。確かに払ってきた税金の割には、私自身は恩恵を受けていないのかもしれません。でも私はそれでもいいと思っています。なぜなら、それは「働き続けてこれた」ということの証だからです。

もちろん、制度を利用することが悪いわけではありません。むしろ正しく使うべきだと思います。ただ私は「できるだけ働き続けたい」という思いの方が強く、失業して給付を受けるという選択肢を選ばずにここまで来ました。これは私なりの価値観であり、自分の生き方に合った結果だったのです。

もちろんどっちが良い悪いって言うことを言ってるのではありません。

どちらもどちらでそれぞれの価値観があり、自分がそれで良いと思って働くことに関して

それは個々の自由であり、選択の結果だと思います。

ただ、私は仕事に関して言えば、後悔はほぼありません。

今の若い人たちとは違い、雇用の面では、男女の格差がまだあった頃に就職して

若い頃は、男性と比べたら本当に低賃金でした。

自分の力で社内でキャリアアップをどんどんして給料を上げてきました。

大企業ではないので、めちゃくちゃ良い給料だったとは思っていませんが

結婚したら、会社を辞めて家に入ると言う時代に生まれた世代の女性としては

しっかり稼いできた方だと思っています。

### ◆ 健康が一番大切

そして何より、私が一番大事にしているのは健康です。お金だけではありません。どんなに高い収入があっても、健康を失えば意味がない。だから「正社員でコツコツ働く」ことは、単に生活を支えるだけでなく、心身の健康を守る手段でもありました。

実際、働いていると頭も使いますし、人とのコミュニケーションもあります。それは大切な「ボケ防止」につながります。私が今も元気に一人暮らしを楽しめているのは、長年働き続けたおかげだと感じています。

### ◆ 昨日の小さな日常

昨日は早めに退社できたので、久しぶりにショッピングモールでゆっくり買い物をしました。百均でセスキや洗剤を買って、自転車に絡まって汚れたリボンを洗ったり。だいぶ綺麗になったものの、まだ破れがあるのでリフォーム屋さんに持ち込もうと思います。ICカードや家の中の小物などは再発行できますが、こうした「代わりのきかないもの」は丁寧に使い続けたいと思っています。