ジャズピアノは若かりし頃の苦い思い出を思い出させると聴き入るワタクシ。

2023/09/18 11:15

おはようございます。
今日もお休みで敬老の日のようです。
母のところには敬老の日には行けば
いいのでしょうが、
ちょっと妹の旦那さんに気を使いそうなので
ご遠慮する事にします。

昨日した事は、
掃除と洗濯と夕飯を作ったくらいで
朝から晩まで一日中、
化粧もしなければ、顔も洗ってなくて
すっぴんで
下着のままでまあ、おひとりさまあるある
超ズボラなおばちゃんでした。

夜の22時にマンションのゴミ捨て場に
ゴミを捨てるのに仕方なく服を着ました。
あまりにも運動不足と思い、
近所のスーパーまで往復10分くらい歩いて来ました。

ほんと廃人の1日でした。
ゴロゴロ、熟睡はしないけど
なんとなく寝ているか、
何か食べているか、
iPadでブログを見たり、
色々調べ物したり。
私みたいなのが寝たきりになるんだわと
思いながら時々スクワットもどきの
運動をするけど3回くらいでもう無理。

そうそう、
休みの初日にカフェバーで
マスターと色々話しているうちに
私はなぜか20代の頃に付き合っていた
元々元カレの事を正直、
もう何年も忘れていたのに思い出したのです。

24歳の時、同じ職場で知り合いました。
当時、イケメンで人気があった彼は
当時、もっと痩せていてそこそこイケていた
私に(笑)
猛アタックしてきて結局付き合う事にした。
見た目は嫌いじゃなかったし、
彼と私が生まれた町が同じだったといい共通点があり、
若い頃にありがちな運命の人を感じた。

でも27歳の時に結婚しようと思っていたけど
別れました。
彼に顔がそっくりなお母様が、
多分、私の家がお気に召さなかった。
色々調べたらしく、父が会社をたたんで
一左官職人だったり、会社の負債返済のため
当時住んでいた家も売却していて、
父の里に家はあったけれど、仕事の関係上、
当時、古い一軒家を借りて住んでいたし、
会社の景気が良かった頃、父には女もちらほら
いたので、そういうところの娘さんは
ろくな女ではないと思ったのだと思う。

あちらさんの家はガチガチの公務員一家で
おそらく自営の家の人とは仲良くできないと
思ったらしい。
私の公務員嫌いはこの辺から始まったんだと思うわ。

私は反対されても大丈夫という覚悟は
していたけれども
意外に男は弱いものである。

女親が反対した場合、結構女は強いので
押し通すのだが、
男親が反対すると、息子というものは
母親が反対するとこんなにも
もろく、弱いものなのかと人生でその時
初めて学んだ。

元々元彼は、親には逆らえないからと
結婚できないというので別れる事にした。
その時、申し訳ないからいくらか
お金を渡したいと申し出があったのだが、
私はまだ若くて、純粋だったので
そんなお金で事を済まそうとする事に
腹が立ち、受け取らなかった。
今思えば、その時お金を思い切り
踏んだくっておけば良かったと
心から思う。

でも、その後も元々元彼から
時々、連絡がありお酒を飲みに行く事があった。
お互い嫌いで別れたわけではなかったので
しばらく未練があった。

多分、今、思えばその頃は
私は二股をかけられていて、
彼はもうひとりの
女性とも付き合っていた。
一応イケメンだったので、同じ会社に
彼を好きな女性はあちこちにいたからね。

その頃、彼には夢があって、
自分の両親がガチガチの公務員なのに
自分は会社員には向いていないと思っていて
仕事が休みの日に、飲食店の厨房のアルバイトに
行っていて料理の修行をしていた。
飲食店を出すのが夢でお金もめちゃくちゃ貯めていた。

自宅生活だったし、車は親のパジェロに乗っていて
自分で買ってない。
私は家が自営で、自営の苦労を知っていたから
サラリーマンの方が安全パイで安定していると
思っていたので、この辺りがすでに歯車は
合わなかったのかもと思う。

そのうち、元々元彼はそのもうひとりの
女性と結婚したのか、
事実婚なのかわからないけど一緒に
念願のお店を出した。

一度、お店を出してから、
しばらく会ってなかったけれども、
連絡があり、ドライブをした。
その後も時々、会わないかと言われたけれども
当時、私は30代半ばで、
若い年下の彼氏がいたので
「もう心配しないで、私も付き合っている人がいるから。」
と告げたらそこから一才連絡は来なくなり
それから音信不通になった。

ただ、その彼のお店は
ちょっと田舎だったけど
とても繁盛していると人づてに聞いていた。
そのお店で出していた加工食品が好評で
お店以外でも販売されていると聞いた事があった。

私もその頃から仕事が忙しくなり
色々な人生の波もあり、
もうその元々元彼のことはすっかり忘れていました。

もうあれから20年以上、経過した。
同い年だったから、4月生まれだったから
59歳のはず。

私は確かこういう名前のお店だったわよねと
検索すると
お店は閉店していることがわかった。

え？知らなかったというか、
存在すら忘れていたのに、
なんで急に思い出したのだろう？

いろんな人の食べログ情報を見ると
2017年にはもう閉店していた事になる。
コロナで閉店したのならわかるけど、
2017年はまだコロナでもないし、
52歳くらいだからまだまだ働き盛りなのに。

病気にでもなったのかな？

色々調べてみたら、
実家の住所で食品製造所とでてきたけれど、
その加工食品を見たことがないし、
ネットでも売っている気配はない。

うまくやって元気ならいいのだけど
今更、連絡も取れないしどうにもならない。

どっちみち、私を捨てた男なのだ。
こいつのせいで私はトラウマなって
結婚しそびれたようなものだ。

でも気になるなあ。
お人好しなんだよなと思う。

ほんと20年ぶりに携帯を見たら
番号が変わってなければ携帯番号が入っていたわ。