女性セールスであることの優位性

2019/10/29 07:32

おはようございます。

はあ、なんかくたくたです。
今日も仕事に行かないといけません。
この土日、実質的に休んでないので、
それもあると思いますが・・・。

昨夜に第二志望のA社の面接に行ってきました。
日中は仕事をしました。
ゆるく回ろうと思いましたが、営業の性なのか
ついまわりすぎてしまいました。

A社さんも市内中心地にあり、
社用車の許可ももらい直行直帰で、
早めに向かいました。
コインパーキングに車を停めて、
しばらく車の中で、ゆっくりしました。
もう暗いですし、外からはあまり見えないですし、
一日車で回る仕事なので、車の中が落ち着くのですね。

19時からでしたが、10分前にはA社さんの総務課を訪ね、
待っていました。
私の前に、同僚のDさんが受けていました。
A社さんは、夜に一日二人ずつで私とDさんがトップバッターで、
そのあと、他のメンバーが入り、7名受けます。
特需課の面々も受けています。

Dさんは15分遅れて出てきました。
面接が少し延びたようでした。
Dさんは46歳で、うちのメンバーの中では見た目が一番
カッコいいタイプ、仕事もそつなくこなします。
昔、私の部下だったこともあります。
ただ、特に秀でているというタイプではありませんが、
たぶん、無難なので面接には強いと思います。
そして私。
人事の人が2人と、営業部のトップの3人でしたが、
この営業部のトップが、なんと私と同世代か少し上くらいの
女性の人でした。
私はそのことに驚きました。
A社のセールスは女性が活躍しているのは知っていました。
私のお客様の上位の方のところで、いつもA社のセールスの女性と
がっちんしていました。
このA社の女性は、いつも私の後をつけているのかと思うくらい
同じお客様に当たるのです。
たぶん、女性視点が同じなのだと思います。

売上のことをやはり聞かれました。
私が年間で1億5千万販売していることで
その売上の内訳を聞かれたり、
いろんな社内のシステムなどを聞かれました。
人事の人が質問されたとき、
この女性管理職の方が、ずっとあますことなく私を見ているのを感じましたので、
時々そちらの方も見ながら話しました。

女性なので、たぶん細かく聞いてくるなと思いました。
予想通り、聞いてこられました。

「いつも創意工夫して仕事をしてきたと書かれていますが、
　具体的にされたことはどんなことですか？」

「例えばですが、当社では年に数回、カタログ販売をしています。
　その中に私は、自分なりのおすすめの商品をピックアップしたオリジナルの
　手書きのチラシを作ってきました。それをただ封入するだけでなく
　敢えて、カタログの表に見えるように入れるのです。
　敢えて私の顔写真を加工して、貼り付けて、○○○の杏花です！
　今回のおすすめはこれ！みたいな感じです。
　ただのカタログだと、見ずにゴミ箱に捨てられる人もいると思います。
　でも、知っている人の顔がトップにあると、人間ってそんなに捨てられない
　ものです。あら、杏花さんだわと、カタログを開いて中を出して
　みて下さいます。それが狙いなのです。
　私は20年、かかすことなくこの作業をしてきました。
　おかげさまでカタログ販売はいつも予算を出してきました。
　このことで、私は社内で社長表彰されました。」
と答えました。

「会社の看板も重要ですが、私から買いたいという顧客を増やしてきたと
　いう実績があると書かれていますが、それはすごいことだと思うのですが、
　なぜ、そうなったと思いますか？」

これについても的確にお答えしました。
内容を書くと、身バレしそうなのでちょっとここでは省略します。

「御社の活性化になると書かれていますが、どういう活性化になると思いますか？」

「A社さんにもすばらしい伝統ややり方、システムをお持ちだと思います。
　しかし、残念ながら、こういう状況になった弊社ですが、
　特需課の販売システムや、私なりの販売スキル、そして私は、
　組織内では、常にムードメーカー的な存在でありましたし、
　常に発信したいと思って仕事をするタイプです。
　私たち会社の人間を何人か、採用して下されば、きっといい意味でも
　新しい風を、起こすことができます。
　そういう意味で活性化すると書かせて頂きました。」

女性管理職、さすがです。
つっこみどころが違いました。
たぶん、今から受けるおじさんたちはきっと
ガタガタになると思うわ。
教えておいてあげようと思いました。

給与面は、今の私よりもH商会さんよりも、一番高い提示でした。
あと、55歳になっても役職定年制はなく、給料も落ちない。
ここは魅力的でした。
ただ業績によっては下がることもあると。
そのかわり60歳の再雇用になると、一番給料が少なかったです。

それぞれ一長一短あります。
ただ、二社受けて感じたことがありました。
私が今の営業職で、女性であること。
営業の女性職は求められている。
女性であることで、社会において男性と比べると
損なことはたくさんあります。
しかし、今の状況は私は女性であったことで
実は優位に動いているのではないか？と。

こんなこと書いて、両方落とされたら大笑いですね。
しかし、なんとなく私はそう感じました。

退職金の正確な金額が昨日、提示されました。
私の計算通りでした。
うちの会社にしてはよく出してくれたなと思います。

できれば、うまく転職して、
退職金を受け取れば、あと５年で稼げる生涯賃金は
まちがいなく、会社に留まるより、稼げます。
今回のことは、不幸だったのではなく
千載一隅のチャンスなのだと私は思いたい。

私の面接は１時間を超えていました。
終ると２０時半。
そこから車で帰り、帰りにショッピングモールにて
いつものあまり美味しくないけど広島風お好み焼きを食べて帰りました。
あのお客様の作ってくれる方が、すごく美味しいわ。
まあ、疲れていたし、文句は言いません。
アイスクリームまで食べました。
ほんとお疲れ、バタンキューでした。

食事記録